さて、ワインの輸入ですが、いよいよ船が港に到着し通関を終え、倉庫に入庫。ワタクシ入庫に立ち会って参りました。倉庫へ着くとすでにコンテナが待機。倉庫の方への挨拶もそこそこに早速開封!保険の関係上、開封の瞬間から立ち会います。コンテナに鉄製のロック(?)がかかっているのですがそれを解除。オープンするとそこにははるばるフランスから到着したワイン・・・の前に、断熱材のシートがありますので、それも開けます。するとそこにははるばるフランスから到着したワインが!
発注からは約3ヶ月位ですかね。生産者にこのワインを!と発注し、このヴィンテージは在庫がない、これがおすすめだが残りこれだけだ、無くなるぞどうする、などとやりとりをし、バックラベルのデータなどを送り、現地でラベルを貼り付けて箱詰め、各生産者のワインをとりまとめ、コンテナにバンニング。ここまで約40日位。向こうの港を経て船旅は約1ヶ月位。日本の港について通関、X線検査に約10日位。まぁ日本についてから土日が4日程ありましたので。やや正確にいうと80日位ですかね。
コンテナから、我らがシャトー・ラ・ジョンカードを取り出す様子。
今回無事破損も無く、箱が潰れてしまったりとかも無く。
取り急ぎ各アイテム一箱ずつ開けて中のラベルの様子をチェック。
発注数とあっているかの確認をします。
梱包の仕方や、問題点があった場合は、生産者や船会社に報告します。
やはりこうした積み重ねがやはり安全で確実な輸入体制を作るのには必要ですね。
到着したワインは後日試飲をして味わいをチェックします!
到着したては味が安定していないことがあるのと、まぁ定番アイテムは比較的安心ですが、
初めて入荷したものなどは試飲の時と味わいが異なって感じたり、中身が違うという事のないように!
ということで入庫チェックのお話でした。