ワインのブログなはず・・・。
さて先日飲んだ当店の、サンギュリエ・マルベック。
(何故か、今画像がアップできないのであとで載せますね)
こちら輸入したばかりの頃に飲んだ時は、仕入れの際の試飲と全く印象が異なり、味が安定していませんでした。輸入の際の船の揺れに影響を受けたのか分かりませんが。すべてのワインが船揺れで影響を受ける訳では無いので、強い、弱いの程度の差はあるかも知れません。(試飲の物は飛行機で来ているが・・)
と、ここで脱線するのですが、試飲の物は飛行機で来ているのに普通に飲めたぜ、と書いた所で、現時点で自分の中で飛行便はワインのコンディションが(船便よりは)悪くなるという記憶だったのですが、調べてみたところこれは私の覚え間違いだったようで、そもそもがボジョレヌーボーが飛行便で来るから高い飛行便の輸送料が価格に反映されて(味だけで考えると)コスパが悪い、という所からねじれて=飛行便はワインのコンディションに影響を及ぼすという記憶違いになっていたようで(アホですな)、もちろん実際に影響があることもあるそうですが、必ずしも輸送によるコンディションが 船便>飛行便 という事ではないようで、それについては実際に調べてみたという方のブログがありましたのでそちらを見て頂クのも面白いかも知れません。
もちろん「味」というある種曖昧なものの評価なので、そのブログの結果でも個人差が分かれるようではありましたが。船便と航空便のそれぞれの味わいに対しての考察もあり(ざっくりいうと船便は味わいが柔らかく、航空便はタイトに感じたのだとか)
そして、サンギュリエ・マルベックに関しては船便との相性が悪かったのでは?というのも、前述のように船便で輸入したてでもそれほど影響を受けていない物もあるからです。もちろんいずれも少し時間をおいた方が良いとは思いますが。
ようやく話を戻します。
輸入したてで味わいが不安定だったサンギュリエ・マルベックですが、少し日本で保管を続けてから再度飲むと、本来の味わいが戻っておりました。その後2回くらい飲む機会があったのですが、その時もその本来の味わいを感じました。そして先日3回目少し印象が変わりました。表現があっているか分かりませんが、個人的に印象に残っていたマルベックの味わいが薄まりました。時間が経過するにつれてコクが深まり、味わい深く感じました。これまでにはなかった印象です。(マルベックを全面に押し出しているのにマルベックの味わいが薄まるのというのはあれですが)まぁ正直に言うと、これまではあまり好みなワインではありませんでした(^o^)
そもそもが2019年のヴィンテージで味わいの変化もあるだろうという感じなのですが、要するに何が言いたい話なのかと言うと、何回も買って飲んでみてほしいという(^o^)
やはり最初の1回で美味しくなかったら普通は2回目買わないと思います。分かります。私も他ではそんな事はしません(^o^)
しかし以前も触れたような気がしますし、当店のワインメルマガでもありました通り、ワインは農産物!ましてやヴィンテージなるものが存在します。味わいが変化するものでもあります。そしてワイン自体の調子が悪いこともあります(^o^) もっというと個体差やコンディション、料理、季節や気温、飲む場所、一緒に飲んだ人、体調・・・まぁそれを言ったら他の飲食物もそうなんですが(-_-)
まぁコンディションの良い悪いはともかく(?)、経年による味わいの違いを楽しめる物というとこれいわゆるワインの楽しい所ですね。去年の味わいを覚えているというのも難しい事ではありますが。何故私が覚えているのかと言うと、当店のワインしか飲んでいないからです(^o^)
以上、毎年買って下さいねというお話でした(^o^)