当店のシャトー・ラ・ジョンカード赤ラベルですが、こちらのワイン確かにすごく美味しいのですが、いわゆる味が開くのに少し時間がかかります。飲む1~2時間前に開栓すると飲むときにちょうどよかったりします。しかも、翌日、翌々日にさらに美味しくなっているということもあります。もちろんこれはうまく保存をする必要があります。半分飲んだあと、栓をしてそのままで美味しい可能性もありますが、できればハーフボトルの瓶に移し替えるとか、中の酸素を抜く器具を使ってしっかり栓を閉めるとかした方がより酸化のリスクが低減する可能性は高くなります。私は先日飲んだのですが、レギュラーボトルに半分を残し、酸素を抜いて栓をしたのですが、翌日少し酸味が強くなってしまいました。ハーフボトルの瓶に移し替えるのを面倒くさがったからかもしれません。ひょっとしたら翌々日に美味しくなっていた可能性もありますが。
逆に言うと、開栓してすぐの状態でこのシャトー・ラ・ジョンカード赤ラベルを飲むと、美味しいことは美味しいのですが、極めて硬く、人によっては味を感じにくいと思います。旨味もやはり時間を経過した方が感じられます。
そこで少しでも早く美味しく飲んでもらうよう、先日デカンタの動画をとりました。
まだ一般公開していませんのでしばしお待ちを。デカンタを使用することによってより早く美味しく飲めるようになります。
実はここ最近、以前よりジョンカードを飲んだ時の美味しさが、あまり感じられず、いや美味しいことは美味しいのですが、昔はもっとぐっと来ていたような?と思っていたのです。これは何故かと思いなおしたところ、やはり開栓してしっかりと待たずに、そのうち美味しくなるだろうと、20分後くらいから飲み始めていたり、デカンタージュをしなかったり、安物の洗いやすく割れにくいグラスを使っていたり、ということが影響しているのではないか、と。
そこで先日は、しっかりと2時間前に開栓。その間に洗濯物を済ませ(・∀・) 。そしてグラスは撮影用に買った少し高い(と言っても安い)いつもより良いグラスを使用して飲んだ所、やはり美味しいではないですか!
当店のコンセプトではワインは気軽に飲みましょう、というのを掲げていますが、いやそれはもちろん適当に飲んで良いということではなく、うんちくを垂れるのはやめましょうということであって、ワインが美味しく飲めるのであれば、やはりしっかりとした体制を整えるのは重要。これは気持ちの問題もありますが、開栓時間や、グラスの影響はやはり大きいなと思いました。